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THE WATCH&JEWELRY TODAY

2007.06.15

皆さん、こんばんは。

さて今日は、6月10日号の「THE WATCH&JEWELRY TODAY」

という業界紙より、「スイス時計と世界の時計産業」という

記事の紹介です。

スイスの時計の世界への総輸出金額は、

137億スイスフランになったもようです。

2004年  前年比 +9.2%

2005年       +11.5%

2006年       +10.9%

とこれで、3年連続の大幅なプラスです。

そして、そのうちの機械式時計は、

金額で、+17% 個数で+11.6%と

引き続き絶好調なようですね。

数量では、全体の15.1%に過ぎませんが、

金額では、何と!!3分の2を占めるのです!!!

機械式時計、あっぱれ!!!

(日曜の朝じゃないんですから・・・笑)

さてさて、毎回注目のスイス時計がどの国に

輸出されているかの順位です。

金額   前年比   シェア

1位 アメリカ 2287.4  +6.4% 16.6%

2位 香港   1945.9  +8.9% 14.2%

3位 日本   1267.0 +10.4%  9.2%

4位 イタリア  901.3  +5.4%  6.6%

5位 フランス  813.3 +21.3%  5.9%

(金額:百万スイスフラン)

コレを見ると、日本人の時計好きは、世界的にも

認識されていることが、良く分かります。

しかし、フランスのアップ率は、凄いですね~。

この調子だと、来年当たりは、イタリアを抜く

かもしれませんね。

こうなると、デザイン傾向は。イタリア人好みの時計より

フランス人好みの時計のほうが、今後の流れに

なっていくかもしれません。

って事は、ジュネーブ系ブランドが、注目かもしれませんね。

(スッゴイ勝手な、予想です!!!!)

さてさて、もう一方でちょっと注目すべきニュースが・・・

2006年国別の時計輸出金額の順位です。

1位 スイス 110億ドル +10.9%

2位 香港   61億ドル + 1.9%

3位 中国   20億ドル - 2.7%

4位 ドイツ   12億ドル -29.6%

5位 フランス 11億ドル +27.9%

まー、まー、金額で言ったら、やはりスイスがトップは、

当然の流れですね。

しかし、前年は日本が5位でしたが、今年はフランスと

入れ替わり、ついにベスト5漏れです。

悲しい現実です。

(当社は、日本製の時計は置いてませんが、

なんか、日本人として、悲しい限りです。)

それとともに、時計好きが注目すべき点は、

ドイツの大幅な落ち込みです。

IWCの力添えにより、ランゲ&ゾーネが復活してから、

大きな話題とともに、盛り上がったドイツ時計です。

その後、グラスフュッテなどの新たな注目ブランドも生まれて、

大いに盛り上がった感があったのですが、

その反動なのか29%の落ち込みとは、驚きです。

ビス止めのシャトンなど独自の時計作りへの

評価は、依然高く、独特の感性で作られた

美しいムーブメントなども、とても好感を持てるのですが、

これは、いったいどうしたことなのでしょうか???

がんばって欲しいところですね。

車を作るのが得意な国は、

時計では評価されにくいのでしょうか???(笑)。

日本もドイツもがんばれ!!!!!


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